海に生きた百姓たち 海村の江戸時代本無料ダウンロードpdf

海に生きた百姓たち 海村の江戸時代

によって 渡辺 尚志


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海に生きた百姓たち 海村の江戸時代本無料ダウンロードpdf - 内容紹介 江戸時代の海の男たちの知られざる三〇〇年史百姓=農民、ではない。海辺に生き、漁業を主ななりわいにした者たちも、身分的には百姓だった。漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、当時の漁業とはどのようなものだったのか?網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、第二部では渋沢敬三が奥駿河湾岸で発見した古文書を取り上げ、江戸期以降の漁業の実態を時系列で追いかける。 内容(「BOOK」データベースより) 江戸時代の海の男たちの知られざる三〇〇年史。百姓=農民、ではない。海辺に生き、漁業を主ななりわいにした者たちも、身分的には百姓だった。漁法、利益配分、魚の輸送ルートなど、当時の漁業とはどのようなものだったのか?網元とその配下の網子たちの対立と協調の歴史とは?第一部で江戸時代の全国の海村の姿を網羅的に紹介しつつ、第二部では渋沢敬三が奥駿河湾岸で発見した古文書等を取り上げ、江戸期以降の漁業の実態を時系列で追いかける。 著者について 渡辺 尚志(わたなべ・たかし)1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、現在、一橋大学大学院社会学研究科教授。今日の日本の礎を築いた江戸時代の百姓の営みについて、各地の農村に残る古文書をひもときながら研究を重ねている。著書に『百姓たちの幕末維新』『武士に「もの言う」百姓たち─裁判でよむ江戸時代』『幕末・明治 百姓たちの山争い裁判』『百姓たちの水資源戦争─江戸時代の水争いを追う』(いずれも草思社)、『百姓たちの江戸時代』(ちくまプリマー新書)、『東西豪農の明治維新』(塙書房)、『百姓の力』(角川ソフィア文庫)、『百姓の主張』(柏書房)などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 渡辺/尚志 1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

海に生きた百姓たち 海村の江戸時代の詳細

本のタイトル : 海に生きた百姓たち 海村の江戸時代
作者 : 渡辺 尚志
ISBN-10 : 4794224044
発売日 : 2019/7/23
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 26.58 (現在のサーバー速度は18.04 Mbpsです
以下は、海に生きた百姓たち 海村の江戸時代に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
伊豆半島西側付け根の奥駿河湾には、明治初期頃まではマグロやカツオが岸近くまで回遊しており、それを立網で取る漁が、「津元」と呼ばれる船・網主と、「網子」と呼ばれる労働者とで行われてました。渋沢敬三が、静養先のその場所で、津元が持つ300年の書面に出会い、数々の研究者が漁や税をめぐる、津元と網子の戦い、請負商人との闘い、村々の戦いを調べたことをまとめた本です。幕府の韮山の江川代官・小田原藩・旗本等、村の所有者に出した訴状、原告と被告の言い分と判決、そこからわかる秩序維持/改革禁止の幕府/明治政府方針にも関わらず段々強くなる労働者、といった労使関係の歴史は貴重な記録かと思います。地形上、当然来る、津波の被害の記録も貴重。今は、もう魚が取れなくなり寂れた奥駿河湾。昔の姿を伝えたいというのが著者の動機だそうです。

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