つけびの村 噂が5人を殺したのか?本ダウンロード
つけびの村 噂が5人を殺したのか?
によって 高橋ユキ(タカハシユキ)
4.4 5つ星のうち(48人の読者)
つけびの村 噂が5人を殺したのか?本ダウンロード - 内容紹介 この村では誰もが、誰かの秘密を知っている。 2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。 犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが…… それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。 気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された〈うわさ話〉を一歩ずつ、 ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。 〈山口連続殺人放火事件〉の真相解明に挑んだ新世代〈調査ノンフィクション〉に、震えが止まらない! つけびして煙り喜ぶ田舎者 目次 1:発生 2:夜這い 3:郷 4:ワタル 5:その父、保見友一 6:疑惑は静かに潜む 7:コープの寄り合い 8:保見家 9:うわさ 10:ワタルの現在 11:くねくね 12:書籍化の経緯 13:古老の巻 14:ふたたび郷へ 15:ことの真相 16:山の神様 17:春祭り 18:判決 内容(「BOOK」データベースより) 2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。犯人の家に貼られた川柳は“戦慄の犯行予告”として世間を騒がせたが…それらはすべて“うわさ話”に過ぎなかった。気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された“うわさ話”を一歩ずつ、ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。“山口連続殺人放火事件”の真相解明に挑んだ新世代“調査ノンフィクション”に、震えが止まらない! 商品の説明をすべて表示する
つけびの村 噂が5人を殺したのか?の詳細
本のタイトル : つけびの村 噂が5人を殺したのか?
作者 : 高橋ユキ(タカハシユキ)
ISBN-10 : 4794971559
発売日 : 2019/9/25
カテゴリ : 本
ファイル名 : つけびの村-噂が5人を殺したのか.pdf
ファイルサイズ : 28.88 (現在のサーバー速度は23.68 Mbpsです
以下は つけびの村 噂が5人を殺したのか? の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
2013年に山口県の小さな集落でおこった住民5人の殺人事件を扱ったノンフィクション?と思ったら、帯に”ルポルタージュ”と書いてあった。題名にもひかれてアマゾンで予約し、何かあっと驚くような事実がみつかったのかと、ものすごく期待して読み始めたが、途中から大きな落胆に変わった。結局、噂話のレベルの話を、にわか仕立ての歴史や民俗学の知識で脚色して書き連ね、いかにも奇をてらったような題名をつけて読者の気を引こうとした、そんな感じの本だった。”ルポルタージュ”と銘打っているものの、事件の周囲を巡る話ばかりが延々と出てきて、まるで紀行文に取材記録をかけ合わせたような、ただただ冗長なだけの本だった。約300頁あるが、半分の頁数で事足りるのではないかと思った。そもそも田舎の小さな集落なんかでは、人が集まると噂話だし、神様・仏様がそこかしこに日常的に鎮座して居られる。村人同士の猜疑心も強いし、村八分に近いような出来事も時にはおこったりする。そんな非合理的な世界の非合理的な話にいちいちつきあっていても、ただただ徒労感におそわれるだけである。しかし、著者はそんなグチャグチャな世界にあえて入り込んで、この殺人の”真相”を生真面目に探ろうと試みるが、結局何も出てこなかったので、このような本の体裁を取らざるを得なかったのだろう。要するに、この事件は、親の世話を口実に都会から帰って来た加害者が、故郷で頑張ろうとしたものの、狭い世界の中だけで生きてきた集落の人たちにうまくとけこめず、親の死後完全に孤立して噂話のネタにされ、極度の妄想性障害を発症、5人の村人を惨殺したという、ただそれだけの単純な?話だったのである。”氏神様にたてついたんで殺された”なんて「八ツ墓村」的な古老の話や、春祭りの話をそれぞれ一章設けて紹介しているが、民俗学の本ならともかく、殺人事件の本にそんな話を独立して載せる必要もないだろう。まあしかし、そうでもしないことにはこの本自体が成り立たないから、仕方ないことかもしれないが。それと、家族の話とか、飼い猫が死んだ話とか、食べ物の話とか、花言葉?の話とか、事件にはまったく関係ない私事がワンサカ出てくるのにもいささか閉口した。辛口の言辞ばかりで誠に申し訳ないが、それだけ期待が大きかったのに・・・・・、あまりにもガッカリしたのでこういうレビューになってしまった。まあ、元々がウェブの連載をまとめたもののようだから、仕方ない面もあるのかもしれないが。
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