自分が高齢になるということ (WIDE SHINSHO)本pdfダウンロード
自分が高齢になるということ (WIDE SHINSHO)
によって 和田秀樹
4.4 5つ星のうち(28人の読者)
自分が高齢になるということ (WIDE SHINSHO)本pdfダウンロード - 内容紹介高齢になることへの不安はだれにでもあります。その不安は健康に対するものが一番大きいでしょう。歳を取ると、脳も体の他の部分と同じように老化していきます。人は85歳という年齢をすぎれば、半分程度の人に認知症の症状が現れてきます。人は高齢になればボケは避けられないといえるのです。しかし、認知症の進行には個人差があるし、認知症になっても周りから愛され、長生きもできます。たとえボケたとしても、人生を最後まで幸せに生きることはできるのです。本書では、「高齢になると人はボケる」という前提に立ち、たとえボケたとしても最後まで幸せに生きられることを、高齢者専門の精神科医として長年実践してきた著者が説いていきます。認知症はだれにでも起こりうる老化の自然な姿です。そのことを素直に受け入れ、「ボケてもいい、幸せな人生で終わりたい」という気持ちになったとき、自分が高齢になることへの大きな不安が消えるはずです。◎ボケを恐れることはない。ボケにも幸せな側面もある。◎歳をとっても人には残っている能力(残存能力)がある。その価値に気づくことが大事。◎もし体や脳が衰えたとしても、人に頼るとは悪いことではない。◎認知症になるより、うつになるほうが本人にとってつらいもの。◎ボケようがボケまいが、人生は自分が楽しかったり幸せだと感じることが大切。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)和田/秀樹 1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、精神科医。国際医療福祉大学大学院教授。和田秀樹こころと体のクリニック院長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
自分が高齢になるということ (WIDE SHINSHO)の詳細
本のタイトル : 自分が高齢になるということ (WIDE SHINSHO)
作者 : 和田秀樹
ISBN-10 : 4860815726
発売日 : 2018/6/25
カテゴリ : 本
ファイル名 : 自分が高齢になるということ-wide-shinsho.pdf
ファイルサイズ : 23.49 (現在のサーバー速度は27.67 Mbpsです
以下は、自分が高齢になるということ (WIDE SHINSHO)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書は昨年(2018)6月に出版されるや、半年で6刷を数えるという大ヒットとなったもので、このアマゾンの批評欄でも大変に評判がいいようです。みなさんから嫌われることを覚悟で敢えて反対意見を書き込ませていただきます。高齢精神医学の専門家の立場から、認知症を過度に恐れることなく上手に共生することによって平和な人生の最後を迎えて下さい、というメッセージはよく理解できますし、そう発言することが氏の社会的使命であることも理解できます。しかし自身介護福祉・療養医療などに関わる機会の多い身として正直なところを申し上げると、認知症が進行して周囲とのコミュニケーション障害を起こすに至った方で幸福そうな方にはごく例外的にしかお目にかかったことがありません。長期療養を必要とするような病気を抱えてしまった方の場合、さらに状況がつらいものであることはいうまでもないでしょう。どんなことでも希望を捨てては何もできませんが、一方で現実から目を逸らすことも許されないと思います。また和田氏は公平という立場からなのでしょう、現役時代の成功や業績と老年の幸福度には関係がないかのように述べておられますが、実際にはかなり密接な(というより重大な)関係があります。少し極端な例かも知れませんが、贅沢といっていい収容施設で悠々と余生を送れるひとと高齢になって経済的な心配をあれこれとしなくてはならないひととでは、主観的にどうかは別にして、大きな違いがありますよね。(これはあまり書きたくありませんが)わたしたちを含めて、関係者の接し方も社会的な地位のあるひとに対するのと生活保護寸前のひとに対するのでは大きな違いがでてきてしまうのは致し方のないところではないでしょうか。そういうわたしも来年で定年を迎えます。幸い子供たちは独立しており、経済的には夫婦でいわゆる「老人ホーム」の入居金を払える程度の蓄えはあります。健康に自信があるかと訊かれれば、やや不安があるというところでしょうか(病気のことくらいお話しても構わないのですが、あまり個人情報は出さないことにします)。わたしが老年をどう見るか訊かれれば、「自分が85歳まで生きると仮定して、いろいろと各方面の手配(貯金、税金対策、相続etc.)をすること。事業の廃業や継承など種々の問題には80歳までに整理をつけておくこと」つまり精神的な問題以前に現実的な「終活」をきちんとやることに尽きると考えています。(ちなみに言葉の正しい意味で「終活」と「断捨離」は全く別物であることも付け加えさせて下さい。)上記ご説明したようなわたしのような人間の立場からこの本の感想をひとこことでいえば「情緒的な本で、読んで何となく良い気分にはなれるかもしれないが、実際には何の役にも立たない本」というのが正直なところです。歳を取っても現実からは目を離さないこと、これは鉄則です。難しいことではありません。現在我が国の高齢者のいわゆる“タンス預金”は46兆円を越えて久しいといわれています。お金のあるボケ老人の方、いいからどんどん無駄遣いして下さい。特に建設的なことになど使わなくてもお金が回るだけで我が国の景気浮揚に繋がります。このようにやろうと思えば何でもできるんです。一番いけないのが情緒的な満足感にひたっていることではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
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