御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫) epubダウンロード
御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)
によって 若竹 七海
4.6 5つ星のうち(9人の読者)
御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫) epubダウンロード - 内容紹介 長野県から警視庁へ出向した御子柴刑事。甘党の同僚や上司からなにかしらスイーツを要求されるが、日々起こる事件は甘くない――。文庫オリジナル。 内容(「BOOK」データベースより) 長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事。甘党の上司や同僚からなにかしらスイーツを要求されるが、日々起こる事件は、ビターなものばかり。上田市の山中で不審死体が発見されると身元を探り(「哀愁のくるみ餅事件」)、軽井沢の教会で逃亡犯を待ち受ける(「不審なプリン事件」)。『プレゼント』に登場した御子柴くんが主役の、文庫オリジナル短篇集。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 若竹/七海 1963年東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。91年『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)の詳細
本のタイトル : 御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)
作者 : 若竹 七海
ISBN-10 : 4122059607
発売日 : 2014/6/21
カテゴリ : 本
ファイル名 : 御子柴くんの甘味と捜査-中公文庫.pdf
ファイルサイズ : 21.04 (現在のサーバー速度は21.76 Mbpsです
以下は 御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
若竹七海さんの小説の主人公はみな、尋常ではないストレスを抱えて暮らしているのだが、彼らがけして現実の不条理に屈せず染まらず(時には諦感を装っていても)、己の意志を持ち続けているところがなんたっていい。気軽に読める短編集で、これはもちろん若竹さんの“小説力”のなせる技だ。その書きぶりにはいつだって“読ませる力”があるのだ。変な事件が多いが、物語の世界観に呼応しており、楽しい。「そういうことだったのか!」という驚きではなく、「そんなことがあったんだねぇ」と、四方山話に相づちを打つような、物語の粘り・旨みを味わいたい、独特のユーモアの横溢するミステリだ。
0コメント