井上卓也著作集 (SS選書) epubダウンロード

井上卓也著作集 (SS選書)

によって 井上 卓也


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井上卓也著作集 (SS選書) epubダウンロード - 内容紹介■「使いこなしの達人」で「尋常ならざる耳の持ち主」=井上卓也氏の待望の著作集、ついに刊行! 「含羞のリアリスト」とは、音楽評論家・黒田恭一氏が命名された井上卓也氏のニックネームだ。 その名のとおり井上氏はとてもシャイな方で、初対面の人には無愛想な印象を与えやすいが、 一旦、知り合いになると、お会いするたびに温かい言葉をかけてくださる「気さくな先輩」に変貌する。 そして、不明な点などを質問すると、該博な知識をもとに懇切丁寧に説明してくださる。 その説明に時間は厭わない。深夜でも、それが早朝に及んでも一向に気にするそぶりも見せず、 実に熱心に、熱く語ってくれたことが、いまでも忘れられない貴重な思い出だ。 そうした井上氏は、凄い耳の持ち主としても有名だが、わずかな音の違いを聴き分ける秘訣をうかがうと、 「再生された音すべてを聴こうとするのではなく、いくつかのチェック・ポイントを決めておいて、 そのポイントごとに集中して聴き、あとは流してしまう。 つまり、音楽を聴きながら、手前にピントを合せたり、奥のほうに合せたり…と、 ピントを合せる部分を適宜換えながら聴くようにするといい」とのこと。 また井上氏は「使いこなしの達人」でもある。ちょっと音を聴いては、ほんの少し置き方を替える。そうすると、 いままでとはガラッと音が変ってしまうから不思議だ。まさに井上マジックの世界。 その「使いこなし」のポイント――どこをどう替えれば、音が良くなるのか、のヒント についても、本書に詳しく書かれている。ぜひご一読を!出版社からのコメント本書のほかに、「著作集」シリーズとして、 ・「オーディオ彷徨―岩崎千明著作集」 http://store.stereosound.co.jp/products/detail.php?product_id=1797 ・「良い音とは、良いスピーカーとは?―瀬川冬樹著作集」 http://store.stereosound.co.jp/products/detail.php?product_id=1798 ・「山中敬三著作集」 http://store.stereosound.co.jp/products/detail.php?product_id=2007 も好評発売中!!著者について●井上卓也氏のプロフィール 1931年8月30日生まれ。幼い頃からレコードマニアの父親の自作を手伝い、古典派やロマン派の音楽に囲まれて成長する。 そうした環境で育ったことから、自然にオーディオや音楽の知識が身についたとか。 ところが、明けても暮れても同様の音楽が鳴り響いていたため、一時期、古典派やロマン派の音楽が嫌いになったという。 それを再び聴くようになったのはステレオLP登場以後。 クラシック音楽は、弦楽器よりもピアノの方が、弦の中ではチェロが好きだそうだ。 音の好みも、情感たっぷりな音より、力感豊かな、強靭で、たくましい、それでいて緻密な音を好まれる。 この傾向は、クルマやカメラ/レンズなどの趣味にも通じている。 『ステレオサウンド』誌には創刊号から執筆され、一時期は編集者兼顧問として在籍。 特に試聴取材について独自のアイデアを提案され、斬新な誌面づくりにも貢献された。 井上氏は尋常ならざる耳の持ち主としても有名で、部品の差替えによるわずかな音の変化も即座に聴き分け、的確な判断を下された。 また「使いこなしの達人」としても知られ、「オーディオシステムは、ポンと置いて繋いだだけでは良い音は出ない。 そのための環境を整えてやることが大事」が持論だ。 主な執筆・監修誌は、別冊『ドクトル井上卓也のサウンドチューニング大学』(1993)、別冊『いまだからフルレンジ』(1997)、 別冊『トゥイーター/サブウーファー徹底研究』(1997)など。ところが、2000年12月10日に旅先で急逝された。享年69歳。

井上卓也著作集 (SS選書)の詳細

本のタイトル : 井上卓也著作集 (SS選書)
作者 : 井上 卓也
ISBN-10 : 4880733555
発売日 : 2015/3/25
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.07 (現在のサーバー速度は21.76 Mbpsです
以下は、井上卓也著作集 (SS選書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
30年以上も前のことですが、仕事の関係で約2年のお付き合いでしたが、大変お世話になりました。中身は十倍以上の価値のある充実した日々でした。こうして、ステレオサウンド社から、著作集が出されたことは誠に嬉しく当時を思い出します。音に関し真摯に向き合い妥協を許さず常にベストを求める姿勢を想いだし、不覚にも涙が・・・・。どうしても音に納得されなかったときにネットワークのコンデンサーの充填不足を指摘されたときは、もう神業としかいいようのない空間はいまでも脳裡に浮かびます。とにかく書ききれません。よくぞ出版してくれました。感謝です。

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