薬剤師のための 医療情報検索テクニック本pdfダウンロード

薬剤師のための 医療情報検索テクニック

によって 児島 悠史


4.4 5つ星のうち(4人の読者)

薬剤師のための 医療情報検索テクニック本pdfダウンロード - 内容紹介 薬剤師業務に役立つ医療情報検索・活用テクニックを事例に沿ってしっかり解説! 的確・迅速な医療情報検索は薬剤師にとって必須のスキルです。本書では、EBM(エビデンスに基づく医療)を実践する2人の著者が、検索テクニックを丁寧に分かりやすく解説しています。検索対象は添付文書、インタビューフォーム、診療ガイドライン、医学論文(PubMed、コクラン・ライブラリー)など。薬剤師が現場で出会いそうな疑問を事例として取り上げ、どんな資料をどう検索すれば答えが得られるかを示します。単なる診療ガイドラインの読み方、PubMed検索の仕方などにとどまらない、薬剤師の仕事の実情に沿った内容です。 ■本書で取り上げている検索テーマ 1.情報検索の大切さ 「コデインリン酸塩」の小児投与リスク、いつから知ってた? 患者さんの人生も左右する薬剤師の「情報検索力」 2.添付文書の活用 この睡眠薬(エスゾピクロン)は、飲んだらすぐ効くの? 血中濃度の推移について検索する 3.インタビューフォームの活用 1 妊娠希望の患者さん、「ロラタジン」継続は選択肢になる? 妊娠中の薬剤の安全性について検索する 4.インタビューフォームの活用 2 私に出された睡眠薬、飲む量が夫より少ないのはなぜ? 性別・年齢による用量調節について検索する 5.診療ガイドラインの活用 1 片頭痛の頓服薬、1カ月何回以上は使い過ぎ? 「薬物乱用頭痛」の診断基準について調べる 6.診療ガイドラインの活用 2 「ロサルタン」の「1日2回服用」は間違い? 添付文書に記載がない薬剤の例外的な用法を検索する 7.診療ガイドラインの活用 3 妊娠に気付かず吐き気止めを飲んでしまった 添付文書上は「禁忌」の薬の影響を調べる 8.医学論文の活用 1 「バルプロ酸」と「テビペネム」の併用、3日間なら大丈夫? 併用禁忌の薬で起こる副作用の詳細を調べる 9.医学論文の活用 2 「チアマゾール」と「プロピルチオウラシル」、副作用のリスクが高いのは? 類似薬を比較検討したデータを調べる 10.医学論文の活用 3 「桔梗湯」で喉の痛みは本当に軽減するの? 「前後比較研究」による有効性の評価 11.医学論文の活用 4 「桔梗湯」の効果そのものの評価に適した試験は? 「ランダム化比較試験」による有効性の評価 12.医学論文の活用 5 SGLT2阻害薬で下肢切断リスクが増加する? 「ランダム化比較試験」による有害事象リスクの評価 13.医学論文の活用 6 有害事象のリスク、評価に適した試験デザインは? 「コホート研究」による有害事象リスクの評価 14.医学論文の活用 7 DPP-4阻害薬の中で類天疱瘡のリスクに違いはある? 「総説論文」の活用 15.医学論文の活用 8 有害事象のリスク評価、コホート研究以外で参照するのは? 「症例対照研究」による有害事象リスクの評価 16.医学論文の活用 9 「フェブキソスタット」で心血管死亡が増える? システマティックレビュー・メタ分析の活用 17.医学論文の活用 10 片頭痛かどうかをどう判断する? 有病割合やリスクファクター情報の活用 18.医学論文の活用 11 PubMed以外に便利な論文検索サイトはある? 「コクラン・ライブラリー」を検索する 出版社からのコメント 本書は、新人薬剤師のエイコが、薬局長を務めるヨシオ先輩の指導のもと、医療情報検索とその活用方法を一歩ずつ学んでいく構成になっています。全18項目はそれぞれ、エイコが薬剤師業務の中で見つけた疑問解決のため検索に奮闘する「会話パート」と、項目のポイントをおさらいする「解説パート」に分かれています。医療情報検索を本格的にやってみたい、あらためて学びなおしたい薬剤師に特にお薦めいたします。 内容(「BOOK」データベースより) 医療情報の集め方、読み方、使い方。どうすればいいの?添付文書、インタビューフォーム、診療ガイドライン、PubMed、Cochrane Libraryなど―。薬剤師業務に役立つ情報検索・活用テクニックを事例を使ってしっかり解説! 著者について 青島周一(薬剤師) 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より医療法人社団 徳仁会中野病院(栃木県栃木市)に勤務。NPO法人アヘッドマップ(AHEADMAP)共同代表。薬剤師によるEBMの実践とその普及に取り組んでいる。主な著書は「ポリファーマシー解決! 虎の巻:(日経BP社2016」)、「薬剤師のための医学論文の読み方・使い方(共著)(南江堂、2017) 児島悠史(薬剤師) 2011年京都薬科大学大学院修了。「誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい」を活動理念に、薬局業務のほかメディアの監修や寄稿、講演、Webを使った情報発信・共有に取り組む。2019年11月から株式会社sing取締役。近著は「薬の比較と使い分け100(羊土社、2017)」「OTC医薬品の比較と使い分け(羊土社、2019)」 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 青島/周一 薬剤師。2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より医療法人社団徳仁会中野病院(栃木県栃木市)に勤務。NPO法人アヘッドマップ(AHEADMAP)共同代表 児島/悠史 薬剤師。2019年11月から株式会社sing取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

薬剤師のための 医療情報検索テクニックの詳細

本のタイトル : 薬剤師のための 医療情報検索テクニック
作者 : 児島 悠史
ISBN-10 : 4931400973
発売日 : 2019/12/21
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.8 (現在のサーバー速度は27.45 Mbpsです
以下は 薬剤師のための 医療情報検索テクニック の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
薬剤師業務においては、患者さんからふとしたことを聞かれたり、医師からよくわからないことを質問されたり、業務をしていてふと疑問に思うことがあったりと医療情報を検索する必要がある機会というのは数多く発生します。その際に検索する術を知らず、ただなんとなく添付文書やインタビューフォームを見てなんとなくわかったようなわからないような、曖昧な解決をして終了してしまうという人は少なくないのではないでしょうか。本書はそのような「知りたいことがあるけど知る方法がよくわからない」という薬剤師にはうってつけの本であり、上述した疑問のような例をもとに添付文書やインタビューフォームから医学論文に至るまで様々な医療情報の検索法、活用法について書かれています。特に医学論文の検索の仕方、読み方については応用編として詳しく記載されており論文に興味があるけれどいまいち読みづらいなあと感じている人にも何らかの気付きを与えてくれるものと思います。また、一般的に論文の読み方を解説する本では教科書的な硬い内容かつ難しい用語が頻発して地の文では読みづらく、徐々に読む気がなくなっていってしまうということが多いですが、本書は同じ薬局の先輩と後輩による会話形式として吹き出しで読み進めることができるため非常に読みやすいです。読みやすいという一点だけにおいても本書は大きな価値があると思います。通読し色々学んだことがありましたが、特にPubMedの検索テクニックなど日常業務においてすぐに活用できると思えるものが多かったです。これからも手元において疑問が発生した際など折に触れて読み返したいと思います。

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